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ブランド名 ‘クロード’ が男女を問わず使われるように、
クロードはすべての人のためにデザインしています。

ブランドを立ち上げて以来、クロードは自分たちのアクセサリーを”フェミニン”と表現してきました。これは意図的ではなく、ただ、女性がデザインして、身につけてきたからというだけです。デザイナーの延長線上にあるのは、自分とは異なる他者だけでなく、洗練されているが、時に”異質”の美しさであるグラフィックをお互いに評価し合う彼女のような他者を想像することです。この「違い」というのはアプローチのことかもしれません。素材の美しさ、質感の美しさ、工程や技法による形状の魅力の向上など、「人」に触れるものを作ることへの純粋な感謝の気持ちが、「違う」ということなのかもしれません。

年齢、国籍、性別を問わず、多くの人々がこのブランドを愛用していただいていることを知り、目が覚めるような嬉しい瞬間でした。

「包容力と多様性は生きていく上での最高のモラルであり、デザインにおいては、人間の心理につながること、つまり普遍性に基づいたデザインと言えるでしょう。」クロードは語ります。「ファッションの流動性については、言うまでもありませんが、大切なのは、ニュートラルな性として、女性、男性が身につけるものが融合することで、人々は解放されると思います。…身に付ける人を解放し、デザイナーを解放してくれるのです。自分の好きなものを身につけ、創造すること。これこそがファッションの表現であり、クリエーションの喜びに違いありません。」

あるデザイナーのカミングアウト

ジェンダーレスファッションへにこだわり、クロードのシルクスカーフを金沢に住む様々な人たちを被写体に撮影を行いました。スタイリストの林雅子さんと新竪町を舞台に、クロードにとって初めて「男性」モデル、塩井増秧（ますお）ささんの写真を撮影しました。「このように意識的にブランドを表現することで、私たちのクリエイションの幅が広がって、本当によかった。」と感じました。

「金沢でフェルメールというアンティークのお店を20年ほどやっています。私にとってスカーフとパイプは生活に欠かせない「双子」みたいなものです。」

塩井さんのショップ「アンティーク フェルメール」では、18-19世紀イギリスのアンティーク

を扱っており、新竪町の芸術的で魅力的なストリートにあります。塩井さんが着用しているスカーフをご覧になりたい方は、クロード×西山シルクコレクションをご覧ください。